さよさんの経歴
改装前 店舗イメージ図 ▼
■出生：栃木県・下野市（旧国分寺町）
実は神奈川県（記憶にないけど）
■生年月日：1988/12/12
■血液型：O型
■学歴：国分寺中学校→学悠館高等学校→センスビューティーガレッジ
■卒業サロン：fleur・ACCESS MOON・7LOOKS
■結婚・離婚歴：2回くらい
■子供：H19年 長女・H21年 次女・H26年 長男 3人と猫３匹
■趣味：Japanese reggae・スノーボード・アウトドア
■LOVE：ラーメン・お酒・料理・古着
■得意MENU：マツエクスピード施術
■性格：ポジティブ・いつだって全力
SPICE OPENヒストリー
離婚を機にサロンOPENはわたしの夢になり、目標になった。
夢が形になった2019年10月22日
宇都宮市 桜通り沿いの小さなテナントで
【まつ毛サロン SIPCE】OPEN
改装前 店舗イメージ図 ▼
「独立する」と決心したものの
OPENを決めてからもたくさんのトラブル続き
保健所に税務署に
あ、美容師免許の名字が違う！(笑)
厚生労働省に氏名の変更手続きに･･･
んーっと、えーーっと
あ、HOT PEPPERの申込みしなきゃ
それから、えーっと
消費税が８% から10%に上がる前の9月中に
商材・設備の仕入れや発注もしなきゃだね
(よし、大丈夫)
発注を何度も見返し到着日を日付指定
覚えたてのExcelを使っての表計算
自分のお店のチラシや名刺のデザイン
まるで優秀な秘書にでもなったかのような感覚で
毎日の改装工事は
リアル「劇的ビフォーアフター」を観ている気分で楽しかった
夜、毎日子どもと自転車でお店に通い
「ここ、ママのお店なんだ」と自慢したけれど
ずっと夢見ていた
【ママのお店】も
いざ現実になると
どこか儚い夢の中にいるようだった
Open日は占いにみてもらったほうがいいよ！と
先輩にアドバイスをもらい行ったはいいものの
占い時間の大半を
恋バナで盛り上がっていたワタシに
現実は現実(？)となって
一気に自分の身に降りかかってきた
搬入の日になっても工事が終わらず
指定日に続々と配送される備品･･･
ちょうどその時期
同 関東圏内で台風による大規模な停電が発生し
復旧工事の影響で電気工事が間に合わず
電気が通らない騒ぎ
電気が使えず日が暮れるまでに
空きスペースで整理整頓するものの
日が暮れても作業・工事は終わるはずも無く
電源を大家さんのご自宅からお借りし
投光器(工事現場で使用する照明)
で照らしての塗装工事
もうピリピリが収まらなくて
「なんでこんな小さなテナントの電源1本通せないんだ！」って
東電にクレームの電話
なんとかギリギリ工事は終わったものの
プレオープンまでにweb・HP設定や
内装・装飾が終わらない･･･
ネットが繋がらない･･･
組み立てられない･･･
アレが足りない･･･
コレもない･･･
お花っていつ届ければいい？
いつから予約できますか？
子どもが具合悪いのでお迎え来れますか？
あーーーーーそんなん知らん！！
･･･う、わあーー
び、美容所登録！！！出してない！！
あの日あの時
オリオン通りで飲み歩き
呑気に恋バナで盛り上がっていた自分を恨みました
自分の段取りの悪さに
ヒトの災難や想いや配慮も軽視し
自己中心的になってしまったことを
深く深く反省しました
頭が機能せず過呼吸にながらも
勝手に集まって来て
勝手に手伝ってくれる友人や仲間
もういちいち感動しちゃって
いちいち泣いているワタシに
「泣いてないで手を動かせ」と怒る友人
涙を拭い 呼吸を整え お酒を飲み
ひたすらPCと向き合いました
そして、いざ明日はプレオープン！！！！！
そんな華やかでありたい
プレオープンの前日でさえも
宇都宮市内では24時間降水量が
観測史上最大を記録する大雨に見舞われ
市街地を流れる田川は氾濫し
周辺は広範囲に渡り浸水被害が報告されました
友人のInstagramより 宇都宮市街地の様子▼
各所嘘みたいな風景が広がる中
全く関係ないと思っていた私のサロンが水浸し･･･
え、なぜ？
嘘でしょ･･･
麦茶こぼしたんだよね？
答えは「いいえ」
茶色の水たまりは麦茶なわけがなく
正解は【雨漏り】でした
人生いろいろあったけど
ここまで来て 思い通りにOpenできないのも
それはそれでワタシらしいなって
もうね
余裕の無さを通り越して子どもたちと大爆笑
こぼれた麦茶を掃除して
無事にSPICEのオープンとなったのです
今となってはすべてが楽しかった思い出で
独立の方法も
お金の借り方も
事業計画書の意味さえわからない
子ども３人を抱えるシングルマザーわたしが
たくさんの人のアドバイスや協力を経て
この小さなサロンがわたしのお城になりました
ささきさよストーリー
「お前の十代は尾崎豊だった」
わたしの母の名言
十代のわたし ▼
物心ついた頃には「ギャルになる」と宣言し
反抗期が始まってからは家出を繰り返し
大好きな友達たちと誰にも負けないくらい楽しかった青春時代を過ごし
たくさん傷付いて、たくさん泣いた大恋愛をし
やりたいことをやり抜いた十代
親に言ってはいけない言葉をたくさん言った
半ば駆け落ちのような状態で
妊娠・出産した18歳
大人だと思っていたんだよね
人より遅く二十歳で高校卒業後 次女出産
就職氷河期と言われた2008年は
子ども2人を抱え途方に暮れる私に
さらに追い討ちをかけました
就職先を探すも
まず専門校に通ってなので学歴で落とされ
パソコンが使えても資格が無いので落とされ
電話してもダメ
履歴書送っても返事無し
面接すらさせてもらえない現実
そんな中(美容師になりたかったな)
と 少しの希望を胸に美容室の求人も見てみる
でも結果は同じ
飛び込みで「やる気だけはあるんです」
と履歴書を持って行った時もあったけど
『美容師免許はあるの？』と追い返された
心が折れそうになったある日
求人誌に美容室の求人が出ていた
電話をし事情を話したところ
とりあえず面接してくれるそう
100件くらい就職・面接の応募をしたけれど
この美容室が初めての面接となった
そして いざ面接
『美容室は華やかな仕事じゃないよ？
それでも頑張れるの？』とオーナー
「はい！やる気だけはあります！」
そんな根性論でなんと面接合格！
私の美容師人生がスタートしました
21歳で美容室で勤め始め
同年の秋から通信制の美容学校に通い
24歳に美容師国家試験合格
当時のオーナーが言ったように
美容業界は華やかな仕事では無かったけれど
すごく楽しかったし
初めて自ら勉強したい！と意欲が生まれ
ひたすら勉強してがむしゃらに仕事した
夢を追いかけつつの「仕事」✕「育児」の両立はそう簡単に行かず何度も何度も心が折れそうに…いや 折れまくった
悔し涙を何度も流し
諦めたこともたくさんある
上手く行かないこと
不自由なことを子どものせいにし
それでも絶対に美容師になりたいと修行の日々は続いた
本当に大変だったな
年月が経ち
今は自分の子どもの反抗期に悩む
「親ガチャ失敗した」
と言われた時は泣き崩れたけれど
あの頃 私が親に浴びせていた言葉に比べたら･･･
反省と共にすぐに立ち直った
お母さん、お父さん、ごめんなさい。
いつかわたしの子どもたちもそう思う日が来るのかな？
子どもを犠牲にし
夢を追いかけ続けた結果なんだと思った
人生いろいろあったけど
笑っていたほうがすっごく楽しい
いろんなことがあって
たくさんの人に出会えたから今の私が居る
刺激的な私の人生聞いたら
少しは元気になれるかも？
すべての人が笑顔になれるよう
美容を通じてスパイスをプレゼントしたい
"きれい"を通じてあなたの人生をもっと豊かに
もっとかわいく
もっとキレイに
ちょっぴり 遊び心を
そう想いを込めて「SPICE」と名付けました
美しさを飾ろう 人生にスパイスを。
短所は長所
いつだって全力で、刺激を求めているわたしは･･･結婚生活に向いてません。笑
だけど そんな性格だからこそ、新しいことを始めるのも 新しいことを覚えるのも 新しい環境へ行くのもだいすき。
あんなに嫌いだった勉強も 今となってはすごく好き。
なぜこうなるか、これはどんな理論なのか、とかね。
ヘアメイクがやりたいくて入った美容業界。
細かいことが苦手で
だけど今 0.06ミリの世界で生きてる。
嫌いと思っていたことも
実は好きだったり
苦手と思っていたことも
実は得意だったり
安定は求めていないから
新しいことを求め続けられるんだろう。
こんな性格で良かったと思いたい。
わたしは一生 刺激的な人生を求めるんだろうな。
新しいことをたくさん吸収して 新しいことに常に挑戦し続け
最新の知識と、最高の技術が提供できるよう 努力し続けます。
日本アイリスト協会加盟店
以下 JEAホームページより引用▼
日本アイリスト協会とは？
一般社団法人日本アイリスト協会（Japan Eyelist Association：通称JEA）は、まつ毛エクステンションが急速に発展する中において、まだまだ安全基準統一の意識もなく危険な状態であったまつ毛エクステンションの提供に警鐘を鳴らすため、2008年に設立されました。
所属する認定講師は全てまつ毛エクステンション技術者（指導者）であり、日々の知識・技術の探究心によりまつ毛エクステンション産業における唯一無二の技術者集団として、今日まで活動しております。
事業内容
日本において、まつ毛エクステは、近年急激に成長しています。
しかし、その施術内容は、統一性が無く、知識的に間違った認識のまま施術しているのが現状です。
これに伴い、技術的教育も不安を抱えたままの成長で、サロンやスクールが単に営利目的に、各自が独自に見切り発車している状態と言えます。
今後、まつ毛エクステンション技術者の育成には、ホスピタリティな学習要素も取り入れ、より安全な技術者としての教育制度を確立させていく所存であります。
このままの状態での急激な増加傾向では、顧客の不満足はもちろん、とても危険な状態にあります。施術トラブルになる可能性も無いとは言えません。
そこで、日本アイリスト協会は、安全でレベルの高い技術を有する、確かなまつ毛エクステンション技術者を養成することを基調に、まつ毛エクステが社会性を持つ新しい美容法の施術として健全な成長産業になるために、設立いたしました。
すなわち、日本におけるまつ毛エクステの産業の健全繁栄のため、協会の設立は急務であると考え、この度設立の運びとなりました。
知識的に間違った認識のままの施術でトラブルが相次ぎ、特に本年、テレビや新聞でも危険な施術として紹介されてしまうほど、まつ毛エクステの業界の存続すら危ぶまれる状況です。
平成20年2月21日、東京都生活スポーツ局消費生活部生活安全課より消費者への情報提供として「まつげエクステの危害」について報道発表されました。ごく一部の事業者の事とは言え、業界全体として真摯に受け止め安全に向けて取り組むべき事柄と理解しております。
また、東京都より日本アイリスト協会宛に『まつ毛エクステ業界に対し、まつ毛エクステによる危害を防止するための安全対策を検討し、周知すること』との要請が入りましたので、日本アイリスト協会会員の皆様はもとより、まつ毛エクステに関する事業に従事する方々において、安全対策を周知徹底するよう、お願い申し上げます。
施術事故・施術トラブルの原因として考えられることは、正しい知識の無いままに、まつげ商品卸業者からの納品講習だけで施術を行っている事が、一番の原因であると考えます。
消費者が安心して安全な施術を受けられる事ができるよう、日本アイリスト協会はまつ毛エクステの業界が正しい方向に繁栄できるよう、今後も情報提供し続けます。